(02)離婚宣言翌日
翌日。
友人と話をするが埒が明かない。
でもどんなに話をしても、
どうしてこんな突然に?
という所で二人とも考え込む。
友人の家に行くまでの車内。カーナビの情報は今まで行った思い出の場所も
全て消されていた。履歴とともに。
→ここで私も気づけば良かったんですがね。
カーナビの履歴は全て消されていました。
仕方がないので、この友人の紹介で弁護士に会うことになった。
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弁護士とは無料の時間を使い、ガッツリ一時間聞いていただいた。
・どこに相談すればいいのか分からず途方に暮れてここに来た。
・突然夫に離婚宣言をされた。
・何故こんな急なのか理解が出来ず、自分にできる事は何かを客観的に教えて欲しい。
・家も売るから出て行けと言われたが私も共同名義人。出ていく必要があるのか。
大体こんな内容を相談。
「弁護士」に聞く内容でもないものも話したが…まあこの頃の私は本当に藁にもすがる思いでいたから。
で、弁護士のターンで色々と聞かれる事になった。
●今までの態度で傾向はありましたか?
→ ないです。突然言われました。ただ最近私を上から目線で見る事が増えました。
●何か無くなっているモノなどはありますか?
→ 無いですがカーナビのデータを消されていました。
●戸建て住宅との事ですが名義と年数は?
→ 二人の共同名義で割合は夫が大きく、住みだして7年目に入ります。
●一人で出かけたりしていますか?
→ ありますが誰と出かけているのかは聞いて、把握しています。
他にも色々聞かれた気がしますが忘れちゃった(^_^;)
で、終盤に…
弁「ご主人、浮気されてないですか?」
私「はっ?( ̄□ ̄;)!!」
一ミリも考えていなかった私は結構衝撃を受けました。
ずっとずっと、「自分が悪い」と思っていたから。
なので答えも
私「いや、それは無いと…思います。浮気出来るような性格の人じゃ…」
弁「そうですか。こちらに相談する内容である程度パターンがあるんですが、
ぴったりハマるんですがね」
ここで弁護士に聞いた浮気する旦那のパターンとは、
●突然離婚したいと切り出す。
●全てパートナーに問題があり自分はずっと我慢していたと言い出す。
●半年~2年前からずっと考えていた。
弁「大体の方はこんなことを言われるんですよ」
え、まんま同じ事を言ってるんだけどうちの旦那…
とりあえず今後について聞いた。
●私たちは弁護士。離婚のプロです。なので修復をお考えの場合は手助けは出来ません。
●一先ず今後について記録を残すようにして下さい。
●家は即出る必要はありません。あなたも名義人なら尚の事ずっと住めます。
●ご主人に出て行かれないように気を配って下さい。強制的にも別居3年を経過すると夫婦関係破綻と見なされて、裁判でも離婚を認められてしまいます。
お礼を言い、車で帰宅。
夕方帰宅すると、旦那に声をかけられた。
「離婚の件、考えてくれた?」
「あなたは色々と考えて出した結論なんだろうけど、私にとっては昨日言われたばかりの出来事で正直気持ちの整理も出来ていない。だから返事は出来ない」
これ、弁護士の最後のアドバイス。
●時間稼ぎをして下さい。
だった。
旦那は何も言わず頷き、
そしてここから彼の「無視」が始まった。